はれときどきぶた

8~9歳のこどもにおすすめ絵本

シリーズもので人気が高い はれときどきぶた

8、9歳となると、しっかりと内容を追えるようになり、多少長いえほんでも、楽しんで読むことが出来ます。
文字が多くても、ストーリーにハマればしっかりとハマっていくので、是非ともより内容が深い絵本をチョイスして、読ませてあげることが大切です。

この年代におすすめなのが、やはりシリーズもの。
見知った個性的で魅力的なキャラクター達が織りなす世界観にハマり、色々なシリーズを自分で読むというお子さんも少なくありません。
そんなシリーズもの絵本の1つが、「はれときどきぶた」シリーズです。

主人公の則安君が、日記にでたらめを書いたら、そのでたらめ通りの事がどんどんと起きて大騒ぎ!
今日の天気は晴れ時々ぶたが降る、アニメ化もした人気作品として、根強い人気を持つ絵本シリーズとして知られています。

意外と哲学的なくまの子ウーフ

可愛らしい絵柄と裏腹に、以外と哲学的な事がたくさん詰まっている絵本が、「くまの子ウーフ」です。
大人になってからもついついウーフの絵本を読んでしまうという方が多く、お子さんからも非常に人気が高い作品として知られています。

ウーフの突拍子も無い問いかけに最初は驚きながらも、話を読み進めて行くことですとんと腑に落ち納得。
ついついクスクスと笑ってしまうような話の流れから、結果として自分らしさ、自分とは何か、物事の真理を見つけるヒントになる事柄がたっぷりと詰まった絵本と言えるでしょう。

この年代の子が読むからこそ、比喩的表現もしっかりと分かることが出来るのが特徴です。
可愛らしい絵と合わせて、サクサクと読み進めて行くことが出来るでしょう。

世の中の怖さを教える なんでもただ会社

自我が芽生えつつあるお子さんに、しっかりと世の中の怖さを教えることが出来る一冊として知られているのが、「なんでもただ会社」です。

お留守番をしている時にいい加減な電話番号にいたずらで電話をかけて男の子。
電話をかけた先は、なんでもただ会社でした。

なんでもただ会社はその名の通り、欲しい品物をどんどん手に入れる事が出来る会社で、注文したものが電話口から出てくる不思議な会社。
本当は正しく注文するために、有る条件をクリアしないといけないにもかかわらず、主人公はどんどんと注文して、最後は鳥肌が出るような恐ろしい展開に巻き込まれてしまいます。

世の中に、タダほど怖いものは無いという言葉がありますが、この絵本は正にその事を具現化した作品です。
まるで中毒のようにどんどんと注文を重ねた男の子の姿をみて、恐怖を覚えるお子さんも少なくありません。

テレビを題材にした作品もあるので、合わせて読むという方も多いでしょう。