赤ちゃんとのコミュニケーションを!ベビーサインを紹介

赤ちゃんと話せる!?ベビーサインとは?

生まれて間もない赤ちゃんは、当然のこと言葉を話すことはできず、何が欲しいのか、なんで泣いているのかが分からずに苦労することがたくさんあります。
そこで活用できるのが、ベビーサインという方法です。
ベビーサインとは赤ちゃんとする手話のようなもので、簡単な手まねをすることによって、親が赤ちゃんに何かを伝えたり、逆に赤ちゃんが意思を伝えたりすることを目標とするものです。

シンプルな手まねだと、言葉がまだ話せない赤ちゃんでも何回も見ているうちに覚えていき、その意味をなんとなく理解できるようになるようです。
また、赤ちゃんは大人のするしぐさなどを真似する傾向がありますので、ベビーサインを見ていくうちに、何かを欲している時にその手まねをするようになるかもしれません。
こうして、赤ちゃんと言葉なしでもコミュニケーションが取れるようになるというので、このベビーサインの良いところなのです。

ベビーサインの具体的な例とは?

ベビーサインは赤ちゃんと親のコミュニケーションのためのものですから、何か決まったやり方があるわけではありません。
しかし、何らかの動作と関係のある、もしくはよく使われる手まねをすることによって、親も楽に習得できますし意味ある会話として楽しめるようになります。

たとえば、「ねんねしましょうね~」ということを伝える時には、寝るという動作を伝えるためによく使われる、両手を合わせて片方の頬にくっつけるというサインができます。
また、ご飯を食べる時には、手先を口の方に持っていきご飯を食べるというしぐさができます。
そして、ご飯を食べ終わった時に、「ごちそうさま」という両手を合わせるサインをすれば、それで終わりということを伝えられます。

ベビーサインをする時に意識したいこと

ベビーサインは大人がよくする動作ですので、なんとなく当たり前にできますが、赤ちゃんにとっては新しいサインです。
そのため、必ずサインとそれに合った行動を関連付けること、そして何回も繰り返すことを意識しましょう。

つまり、ご飯を食べる時であれば、手先を口に持っていくというサインを毎回のご飯の時に行い、その時以外には使わないようにします。
また、ご飯を食べる前に一回だけするのではなく、何回か繰り返して同じサインをすることで、よく覚えてもらいやすくなります。

「痛い」とか「お腹が空いた」などのサインを自分なりに考えて使ってみることもできますが、あまり多くのサインを作ると、赤ちゃんが覚えられなくなってしまいますので、数個に絞った方が良いでしょう。
また、赤ちゃんにそのサインをしてもらいたいのであれば、赤ちゃんの手を取って一緒にやってみるなどして、体を使って覚えさせることができます。