ほめることの意味
誰もが人から褒められたらうれしいと感じるでしょう。
大人になっても年をとってもいくつになってもそれは変わりません。
特に子供の時は感情がとても豊かな時期です。
子供は自分ができたことを知ってほしい、気づいてほしいという気持ちを持っています。
そのため自分でできたよと報告してくることも多いでしょう。
その時子供に対してどのようなほめ方をしているでしょうか。
子供に向き合ってしっかり目を見て話をしていますか。
毎日の生活で余裕がなくなってしまうと、どうしても何かをしながら話を聞くなどうまく対応できないこともあります。
親も人間なので常に完ぺきではいられません。
しかし毎回同じように接してしまうのは問題です。
子供にとってほめるということは自信につながり、意欲につながります。
そのため子供をほめてあげるということはとても大事なことです。
結果ではなくプロセスを
よく子供をほめるときに、頑張ったね、偉かったね、よくできたねと結果を伝えてほめる親が多いです。
一緒に行動をしているときにその場でできたことに対してすぐにほめることは効果的かもしれません。
しかしその場に一緒にいないことで、結果だけをほめられると何が良かったのか、なぜ褒められたのか十分理解できないまま終わってしまいます。
そうならないためにも、なぜ褒められているのか子供にわかるようにしなくてはいけません。
その方法として結果だけではなくプロセスをほめてあげることが大事です。
早く走れてすごかったね、順番を守れて偉かったね、仲良くできてよかったねと具体的にほめてあげると次も同じように頑張ろうという意欲が生まれます。
より自信となって積極的に行動することができます。
子供が小さい時から具体的にほめる癖がついていると、大人になった時はより具体的にほめることが重要になるためスムーズにほめることができます。
ほめるときの行動
子供をほめるときには言葉をかけるだけになっていませんか。
同じほめるでもより子供が喜ぶ方法でほめてあげることがとても大事になります。
同じことでももっと頑張ろうという気持ちが持てて、積極的な子供になり自分に自信を持つことができます。
さらに自信をもってもらうためにもほめ方をより工夫しましょう。
ほめるときには何かをしながらではなく、まずは子供の目線にしっかり合わせることが大事です。
立っている状態では圧迫感を感じてしまいます。
子供の目線に合わせてかがんで目を見てしっかりほめてあげましょう。
そして子供とのスキンシップを加えるとさらに効果的です。
頭を撫で、ぎゅっと抱きしめてあげながらほめてあげるとより愛情をしっかり感じることができます。
ママも出来てうれしかったと感想を伝えてあげると、自分だけでなくママも喜んでくれているという気持ちが伝わりやる気につながります。