スポーツは9歳頃から習い始めると良い?
何でも修得するのが早い幼少期。
お子さんの成長に合わせて、習い事やスポーツなどを始めると、修得が早いと同時に、お子さんの成長を促進させる事に繋がると言えるでしょう。
サッカーや野球など、特定のスポーツを習わせたいという場合。
9歳頃~12歳頃に訪れる、ゴールデンエイジと呼ばれる年齢で始めさせると、様々な技術や事柄を修得することが出来るでしょう。
この年代は特に、神経系の発達がほぼ100パーセントとなり、動きの修得に最も適して居る時期として知られています。
運動において、何でも即座に吸収し、短時間で修得することが出来る事から、この年代は、ゴールデンエイジと呼ばれているのです。
肉体面はもちろんですが、精神面においても非常に重要な時期となりますので、精神を鍛えさせるためにも、スポーツは非常に効果的です。
この年代でそう言った目的でスポーツを始めることも、お子さんの健やかな成長の為に効果的と言えるでしょう。
ただし、スポーツなどには向き不向きがありますので、お子さんと相談をしながら、お子さんがやりたいと思うことをやらせて挙げる事が大切です。
所属するチームなども、お子さんに合っているかどうかはチームによって異なりますので、お子さんの意思を尊重してあげるようにしましょう。
ポストゴールデンエイジのスポーツは、本人としっかり向き合って
ゴールデンエイジを過ぎた辺り、13歳から15歳頃までを、ポストゴールデンエイジと呼びます。
このポストゴールデンエイジの年代は、ゴールデンエイジほど、技術の習得などを早くすることが出来ませんが、メンタル面での成長が大きく期待される時期と言えるでしょう。
戦略的な理解、チームを全体的にみて判断する能力など、心理戦、頭脳戦において、飛躍的な成長を見せるシーズンとなりますので、そうした意味でも、この時期にスポーツを始めることもおすすめです。
中学校に上がるタイミングで、部活動を始めるタイミングとなりますので、そうした時期に運動を始めさせることで、新たな成長を促すことが出来るでしょう。
ですがこのタイミングは、骨格や筋力など、体が不安定な時期、著しく成長をする時期ですので、何かと不調が出やすいことも特徴です。
余り無理をさせると、体を壊してしまう恐れもありますので、出来るだけ無理の無いように、お子さんの様子をしっかりと見ながら、サポートをしてあげるようにしましょう。
また、この時期は反抗期に突入するお子さんも多いですので、有る程度覚悟をしておくことが大切です。
反抗期になった際には、何かと素直になれないようなお子さんも多い為、出来るだけ気を配ってあげましょう。