子ども

指しゃぶりの癖を解消するには?

心の安寧を求めて行ってしまう指しゃぶり

赤ちゃんはお母さんのお腹の中に居る頃から、指しゃぶりをしているとして知られています。
その理由は、おっぱいを吸うときに上手に吸うことが出来るようにとされていますが、この指しゃぶりが卒業できず、苦戦している親御さんは少なくありません。

指しゃぶりを放置してしまうと、雑菌が体内に入りやすくなることを始め、歯並びが悪くなるなどの弊害が表れやすくなります。
少しずつ卒業していく子も居れば、どうしても止められないという事も居ますので、お子さんをしっかりと観察してあげるべきでしょう。

不安な事などがあるとどうしても指しゃぶりをしてしまう子が多いので、少しずつ卒業していくことが大切です。
出来れば三歳頃には、指しゃぶりはおかしいことと言うことを少しずつ教えて行き、徐々に卒業することが出来るように、サポートしてあげて下さい。

指しゃぶりをしてはいけない理由をしっかりと伝える

三歳にもなると、お子さんは意外と、親御さんの言葉をしっかりと理解しています。
その為、しっかりと伝えれば、自分から指しゃぶりを卒業するという子も少なくありません。

指しゃぶりをすると、ばい菌が体の中に入って風邪をひくよ、など、何故指しゃぶりをしてはいけないのか、理由を合わせて説明すると良いでしょう。
根気強く説明をすることで、お子さん自身がばい菌が怖くなり、指しゃぶりを止めるようになる傾向があります。

また、指しゃぶりは赤ちゃんがやることだから恥ずかしいよ、など、指しゃぶりそのものが恥ずかしいことと伝えるのも1つの方法です。
下に兄弟が居る場合は特に、こちらの方が素直に言うことを聞いてくれるという場合もありますので、お子さんに合っていそうな方で話をしてみましょう。

手をつないだり、指にテープを巻いて指しゃぶり卒業

起きているときは指しゃぶりを止められていても、寝ているときに、無意識で指しゃぶりをしてしまうと言うお子さんも少なくありません。
その場合は、寝ているときに何か不安が有る可能性があるので、出来るだけ眠る前に、お子さんを安心させてあげられるようなケアをしてみると良いでしょう。

例えば、手をつないで寝てあげる等もその1つです。
眠る前に、一緒に手をつないで寝てあげるから、指しゃぶりを止めようねと言う話をしてみると、お子さん自身が、指しゃぶりをしないように、意識をするようになるでしょう。

また、どうしてもやってしまうこの場合は、指にテーピングなどをすると、ごわごわとした触感が落ち着かず、自然と指しゃぶりを止める場合もあります。
どうしても指しゃぶりをやってしまうというこの場合は、このような物理的なケアをしていくのも大切です。