おおきなかぶ

2~3歳のこどもにおすすめ絵本

やっぱり鉄板 

2、3歳にもなると、本の内容も理解できるようになってきて、文章と絵で楽しむことが出来るようになってきます。
絵本から様々な事を学ぶ子も多いため、色々な絵本を読ませてあげて、世界観を広げてあげると良いでしょう。

その中でも、やはり鉄板の絵本として知られているのが、「おおきなかぶ」です。
登場人物が次々と現れて、協力しておおきなかぶを引っ張っていくという、鉄板的なロシア民話ですが、やはりこの話は大人気。

ストーリーももちろんですが、途中の台詞の「うんとこしょ どっこいしょ」の響きにハマって、絵本を読むときに、一緒に口ずさむというお子さんは少なくありません。
大きなカブを皆で協力し合って抜くという、チームワークの大切さも学ぶ事ができる絵本と言えるでしょう。

男の子に大人気 おたすけこびと

男の子にも人気が高い、ストーリー仕立ての絵本として知られているのが、「おたすけこびと」です。
おたすけこびとには、ブルドーザーやミキサー車、ショベルカーやクレーン車まで、有りとあらゆる働く車が出てくるのはもちろん、可愛らしいこびとがたくさん出てきて、女の子も夢中に!

一体何が起こるのか、何を作って居るのか、夢中でページを読み進めていった先に、嬉しいサプライズが待っている、サプライズストーリーがぎっしり詰まった絵本として知られています。
モクモクと働くこびとさん達も会話らしく、働く車のリアルさも楽しい、男の子も女の子も大好きな絵本です。

絵本の隅から隅まで細かい部分にもこだわりを持っていて、何度読んでも楽しめるのが、おたすけこびとの特徴と言えるでしょう。

怖さが大切? ねないこだれだ

絵本にしては珍しく、ちょっと怖い要素が強い絵本として知られているのが、「ねないこだれだ」です。
時計が9時を指しているのに寝ない、夜中になっても遊んでいるような子を、お化けの世界に連れて行ってしまうというお話ですが、最後はお化けの世界につれて行かれたまま話が終わります。
絵本にしては珍しく、ホラーテイストを取り入れた絵本で、なかなか夜に眠らないような、言うことを聞かないような子に、かなりの効果がある絵本といえるでしょう。

あまり怖い絵本を読むと良くないと思うかもしれませんが、決してそんな事はありません。
怖いという感情は、同時に、反対の笑いや喜びの感情を育てる為にも必要な感情ですので、感情表現豊かな子に育てる為にも、必要と言えるでしょう。

イヤイヤ期でなかなか言うことを聞かないようなお子さんに読んであげると、刺激が強くて、夜しっかりと眠る子が増えると言えます。
怖い物見たさで、ついつい絵本を開いてしまうというお子さんも、少なくありません。