夏風邪には注意
一年中いつでも起きてしまう病気の一つとして、風邪があります。
風邪は季節によって特徴があり、特に夏風邪の場合は注意が必要です。
なぜなら夏風邪は一度引いてしまうと治りにくく、長引いてしまうからです。
風邪の症状が長くなると体への負担も多く、風邪が治ってもまた調子を悪くしてしまう可能性があります。
そこでどのような対策を採ると夏風邪を長引かせることなく、早く元気になれるのでしょうか。
夏風邪は、ウイルスがおなかの中で増殖し続けるのが特徴です。
そのためウイルスが体外に排出されるまでに時間がかかってしまいます。
ウイルスがおなかの中にいる間は風邪の症状が続くため、どうしても風邪が長引いてしまいます。
特に夏は暑さの影響で食欲不振になる人が多いです。
ものを食べなくなってしまうと栄養が不足してしまい、体力が低下してしまいます。
夏風邪は風邪の特徴と気候によって長引きやすいため注意が必要です。
どのような点に気を付けたら、風邪を長引かせることなく早く完治できるのでしょうか。
抵抗力を高める
まず大事な対処法として抵抗力を高めるということです。
私たちの体を健康に保つためには、ウイルスなどに打ち勝つ抵抗力や免疫力を高めることが大事です。
夏は食欲が低下しやすく十分な栄養素が取りにくくなり、より抵抗力が低くなってしまいます。
そこで食欲不振でも食べやすいものを積極的に取り入れるようにしましょう。
具体的にはうどんや豆腐やおかゆなど、のどが痛くても食べやすく消化にいいものがおすすめです。
おなかに風邪のウイルスがあるため、消化が悪いものを食べると胃にも腸に負担が掛かってしまいます。
暑いからと言って冷たすぎ飲み物や食べ物は体を冷やしてしまうため避けるようにしましょう。
また体力を消耗しないためにも、睡眠をしっかりとりエアコンなどを活用して快適な生活を送れるように心がけましょう。
早くウイルスを排出させる
一番早く回復する方法は何といっても体内からウイルスを排出させることです。
特におなかにあるウイルスを早く体外に排出することで、風邪を早く治すことができます。
そこでかつ風邪の症状で下痢になっている人は、薬の力を借りず治るのを待つのが理想です。
下痢と一緒にウイルスも排出されるため、早く治ります。
下痢止めなどを使ってしまうとウイルスをさらに長くおなかにとどめてしまうため、治りが遅くなります。
ただし夏は汗も出やすいため体内の水分を奪われやすいという問題点があります。
そこで下痢になってしまうと体内の水分はどんどん減少してしまいます。
一番心配な点は脱水症状になってしまうということです。
しっかりと水分を取りながら早く体外にウイルスを排出するようにしましょう。
万が一水分の摂取が困難な場合は、病院で適切な処置を受けるようにしましょう。