仕事や家事において意識すると良いこと
毎日仕事と家事、子育てを忙しくするワーキングマザーは、本当に身も心も休まることができない状況にいます。
ただでさえストレスの多い仕事をしている上に、癒しとなるはずの家でもやることが多いわけですから、精神的にも疲れてしまいます。
そのため、うつ病を患ってしまうワーキングマザーが増えてきているのです。
こうしたつらい状況を回避するためにも、仕事においても家事をする面でも完璧さを求めないということを意識するのはとても大事です。
何事も自分の思うとおりにきっちりと行かないと気分が悪いと思ってしまったり、やらなければならないことは完全に仕上げないといけないという思いは、大きな精神的な負担となります。
また、いろいろなことが一度に来ると頭の中がパニックになってしまいます。
そのため、仕事や家のことなどが重なる時には、まず落ち着いて状況を整理して、できればすべきことなどを紙に書き出してみると良いでしょう。
このように仕事とイベントの状況整理をするだけでも、冷静に物事を考えられるようになります。
気持ちも体も楽になれる何かを持つことは大事
自分では気づいていなくても、仕事に家事、子育てと忙しい毎日を送っていると、かなりのストレスや身体的な疲れが蓄積されていきます。
そのため、意識してこうしたストレスを周期的に発散することは欠かせません。
たとえば、週に一度はおいしいスイーツを食べに行くことや、家でちょっと一人になって本を読んだりのんびりアロマを楽しんだりする時間を取るようにします。
体を休めることも大事ですので、ちょっとした時間を使ってマッサージに行くなどの習慣も良いでしょう。
さらに、家事をより効率よく行えるように、調理家電や家事を行うための電化製品などを便利なものにするというのも一つの工夫です。
洗濯と乾燥が一緒にできる洗濯乾燥機に変える、食洗器を使うなどをするだけでも、かなりの時間と労力の節約になって負担が減ります。
疲れていると思ったらすぐに行動する
実際に、普段感じないような疲れがある、気持ちが急に落ち込んでくるなどの状況が見られたら、遠慮せずにすぐに行動しましょう。
家族に相談して心の中を全部話すことや、友達に相談することはとても重要です。
もし、うつ病もしくはその傾向が出ているな、と思ったら、すぐに専門医のもとに行って必要な診察や治療をしてもらうことも欠かせません。
完全にうつ病になってしまう前に、症状が重くなってしまう前に行動することによって、仕事も生活も元通りに行えるようになる確率が高くなります。
無理せずに行動して、つらい状況を長引かせることがないようにしましょう。